名古屋市千種区の建築設計 アールアンドエス設計工房のお知らせ

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2019.05.15
八勝館




4月頃、このホームページの不具合があり 記事を書けなかった

本日、無事回復して 今頃 3月の体験を書いています

八勝館 と 昭和美術館の茶室を見学する機会があった

主催は関西の建築と旅を楽しむ文化人の会  っていうような 会である

なぜ名古屋には こういう高尚な会がないのかな と思ってしまう

で 会費が正直高かったが ばっちり講師の説明があると 思い切って参加した

徒然草にもあるように 「先達はあらまほしき事なり」 を教訓に

八勝館 御幸の間でのランチ のまず 一皿目 さすが上品

堀口捨己設計の 御幸の間 と残月の間 は以前一度見たことはある

その時は大広間での食事であったが 今回は 御幸の間で とのことで ぐっときた

 

食事の後で 桜の間 を見学 2枚目の写真

人が大勢で写真がうまく撮れなかったが

この天井の工夫は さすが というところ 二間続きの部屋に

使い方の変化を求めてか フラットな部分と 勾配のある部分を融合させている

これは茶室の手法か?

2種類の天井の堺に照明器具を装置化した部分がある

御幸の間で部屋の中央の障子をはめ込んであるところが

照明装置となっており、堀口の新しい手法であるが

桜の間も天井の高さの差をいかした工夫に驚いた

歳のせいか いくつかこういう見学会への参加を重ねていると

設計者が何を手本にし、それをどう現代の建築に応用しようとしたか

徐々にわかっていくことが とても楽しい

一度桂離宮や修学院など 見てみたいものであるが・・・

 

3枚目の菊の間も天井、欄間、障子に新しい試みがある

まだ見たことはないが桂離宮 の部屋が次々と展開しながら 繋がっていく

そういうシーンを彷彿させるような 配置である

この桜の間 と菊の間にどれだけ堀口が関わったかはよくわからないが

桂離宮や利休らが好んだとされる 古典をベースにしていることが

段々読み取れるようになった

 

 

 

 

 

 


2019.05.15
新木場のスポット




東京、江東区  

学生の頃は 夢の島 というゴミ捨て場があった

その存在を忘れていたが 地図を見ていると いつの間にか 夢の島は

公園になり、さらに もっと海の先まで 埋め立てが進んでいる

あまり気にしていなかったが 昨今の 豊洲騒動で注目を浴びたせいか、

娘が江東区民になったせいか じっくり地図をみた

夢の島は広い市民公園になっているが そのすぐ海側に

新木場駅がある このあたりに 話題のスポットがあるとかで行ってみた

東京駅から新木場まではJR京葉線で あっという間

新木場の少し前の塩浜あたりから地上に出て アッと 驚いた

豊洲や東雲 など 話題の地が すぐそこら辺にある

駅から目的地に行く前に、 あれ・・・ と発見したのが

1枚目の写真 木材会館

そうなんだ、ここにあったんだ 何年も前に話題になっていたよね  と

外部を 観察  そうか、こうなっていたんだ、もう一度 本で確認しようっと

・・・・まだそのままですが

 

 

3枚目の写真が目的の KASHIKA という ショップ&カフェ

この写真ではわからないけれど 使われなくなった 倉庫のようなものを利用している

外観は さびて、古びた 昔のたたずまいそのもの

左側の外構部分も それに合わせてか 鉄さびを利用した コールテン鋼による

テラス部分  知らないとこれが新しく増設されたとは 気が付かないだろう

余りに新旧が一体化して どこから入ればいいのかわかりにくかったが

入ってみると 別空間が 待っていた 内部の写真は 撮りにくいが 検索してほしい

「生きた時間と空間を可視化する」というコンセプトの古くて 新しい空間

雑貨、骨董、プラント などの販売と 自然食的なカフェ

昭和の時代の人間には懐かしいものが 平成の 若い人たちには 新鮮らしい

時代は めぐる ・・・居心地のいいスポット

 

 

 

 

 


2019.03.22
アアルト展を見て




年末年始 名古屋市美術館で アアルトの巡回展があった

2年前にフィンランドでたっぷりアアルトを見学したので

あまり期待はせずに行ったが ちょっと がっかりだった

展示物が あまりに ぱらぱらで 何を言いたいのか

ちょっと理解しかねた・・本物を見た後で

こんなことを言うのは失礼な話だが 本音のところ・・・

この写真はフィンランド ユヴァスキュラの

アアルト美術館の展示である

建物ごとの立体パネルで 照明器具や家具など

関連するものが一緒になっていた

 

会場内の様子

上部の波打つ壁がいかにもアアルトらしい

此の辺りには家具が展示されているが

展示品の椅子に座って 自由にみられる

椅子の座り心地もよかった 欲しくなる!

 

フィンランドに行って初めて分かったことがある

書物にも書かれていることだけど 経験しないと

奥深くまで しみこまない

結局経験したことでしか 知識は増えないということか ! 

フィンランドは流れ出た岩盤で構成されているが

そのくぼみが湖になっている

樹木も寒さと岩盤のせいで大きく育たない

日本のように温暖で雨が多く肥沃な土地であると

ほっておいても巨大化するが

フィンランドでは 小径木の白樺や楡など 樹種も少ない

アアルトの椅子もそれらの小径木の樹木を

いかにして利用するかということから生まれた

建築においても 小幅の建材がベースになっている

最後の写真は曲木を作るためのプレス機 

こういう材料を調達する現実がわかると

アアルトのデザインの神髄が見えてくる

遅ればせながら・・・・

 

 


2019.03.19
雪をめでる




雪をめでるなんてのんきなことが言えるのは

生活の中に雪がない人間の考えることかもしれない

20代のあるころ 雪国で2年間暮らしたことがあるが

それはそれは 春が待ち遠しかったものだ そんなことを

思い出しながら 羊蹄山を背景にした

地元の人が楽しむ クロスカントリーのコースを体験

10年ぶりなので ゲレンデよりも こちらの方が

安心感が・・・

1周770メートルのコースを 2周したら もう へとへと

何とか転ばず たぶんひどい恰好だったとおもわれるが

無事終了 羊蹄山以外にも 

ニセコアンヌプリの山々をながめながらのスキーは とても雄大で

気持ちがスカッとする

 

ランチの後で 最近話題の 山の中にある しゃれた

ギャラリーを訪問

関東地方の民家を移築した建物 内部はかなり洋風に

大胆にアレンジされていた

 

帰りの飛行機の中からは 富士山が見えた

新潟県の方から長野県を通るようなコースだったと思う

富士山を回遊するような 飛行ルート

しかも昼間で ばっちり見えるという経験は初めて

 

今回は 単峰型の 山もしくは屋根 と雪 という

テーマになったなと 一人 ご満悦

 


2019.03.01
雪の美術館




2月の最初に 娘のいる北海道 倶知安 に行きました

1日目は 雪が舞う 寒い日でした

ランチのあとで 娘のお気に入りの 小川原美術館に行きました

この写真、 なんだかデンマークに居るような ・・・

美術館の入り口に入ってすぐのホールです

この窓の向こうには 羊蹄山が見えるのですが 今日は残念!

椅子は名品のアームチェアー「ワシリー」が並ぶ

この椅子は建築家のマルセル・ブロイヤーがバウハウスの為に

デザインした と聞いている 

そういえば この空間も なんとなくブロイヤーの空間を

彷彿させているようにも思える

照明のデザインもさりげなく とってもいい

 

2枚目の写真は この窓がら見た景色

周囲の住宅街を隠すように 土手があるらしいが

雪で覆われて 雪の版築壁 のよう

針葉樹っぽい樹木群と 何ともいいバランスで お気に入りの写真になった

 

展示品など見てまたホールに戻ってくると

館長さんが みずから 「やあやあ 」と声を掛けてくれる

娘とは顔なじみのようで 「コーヒーは如何?」 「はい、いただきます」

 

受付の奥の 大きなテーブルでは 顔なじみの人たちが おしゃべりをしていた

そこに交じって あれこれ たわいのない話がはずむ

なんか いいなー ここは町のふれあいサロンみたいだ

都会では味わえない 暖かな空気が漂う・・・!

そのうち オジサン二人が 登場 館長さんと何やら相談を

何ですかと尋ねたら 毎年 この美術館の庭に 雪のモニュメントを作る相談だ

札幌の雪まつりとは 余りにスケールは違うが

毎年 この美術館の絵から題材をいただいて作るそうだ

今年は これだよ と その絵を見せてもらった

この美術館は 正式には 小川原記念美術館 といい

倶知安出身の 小川原 脩 さんにちなむらしい

個人の記念美術館にしては とても立派で 建築のセンスも とてもいい

なんでなの と 不思議な感じ

倶知安に住む芸術家たちの 集いの空間にもなっているようだ

小川原脩さんの絵は油絵であるが 繊細な感じが 日本画家の平山邦夫 の絵に

どこか似ているような気がした 犬をモデルにした絵も多く お土産に絵葉書を

沢山買った  倶知安に行く機会があるかたに お勧めです


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